高嶋ちさ子さんのバイオリンのコンサートへ行ってきました。
クラシックのコンサートは初めてだったのですがバイオリンに詳しくない私のような素人でも楽しめるように様々な解説をして演奏してくださるのでとても楽しめました。気づけば、あ、息止まってる!というくらい集中してました。
その体験から気づいたことを2つ記しておきます。
1つ目は
バイオリンの音ってみんなが同じ音を奏でていたら、それはそれで美しいのですがそれではシンプル過ぎて深みがない。
様々な音が絶妙なタイミングで合わさるから音に広がりが出て情緒的で美しい。
人間関係もそうでありたいなと思いました。つい自分と違う人を人は嫌煙しがちだけれど自分や周りと違う人がいるからその世界が広がり美しくなる。そんな人間関係を作っていきたいなぁと思いました。
そして2つ目。自分がやりたいことより来てくださる人を喜ばせることを優先する。
きっと高嶋さんはそういうコンセプトなのだろうなと感じました。難易度の高い曲を有名なオーケストラを率いて演奏するのではなく、若い新人の女の子たちを教育しながら笑いを取りながらみんなが知っている曲をみんなが心地よく感じられる時間だけ披露する。自分のためではなく周りのために活動されていることが伝わりました。気遣いに溢れていてとても素敵です。
小さい頃からバイオリンと真摯に向かい合って熱心に練習されてこられたのだろうなぁ。
自分の厳しい一面や激しい一面を欠点ではなく前に進む原動力に変換して周りのために活動する。とても素敵な生き方だなぁと思いました。
繊細で美しいバイオリンの音色に魂が洗われました。
闇の中の人に方向をしめすような音色。
最後の威風堂々でドンドン前へ行きなさい!とと背中をドンっと押してもらえた気がしました。
大きな感動と力強く励まされた体験でした。
歌詞のない音楽でもこんなにメッセージって伝わるものなんですね。
素敵な体験をありがとうございました。🙏💖