ご報告
先日お引越しをしまして
ご縁があり京都で暮らすことになりました。
京都はお出かけしたくなる文化スポットが満載ですね。
お引越しの荷ほどきもまだ終わらぬうちに
先日さっそく京都国立博物館へお出かけしてきました。
様々な素晴らしい仏像や絵巻や屏風などが展示されていて
大変面白かったです。
この博物館には貴重な茶器もたくさん展示されています。
私には茶器を見る目がまーったく無いので
正直展示されている大変貴重な茶器を見ても
「何か薄く描いてあるみたいだけど、、それが何なのかよく分からない。」といった
大変お粗末な感想しか抱けなかったのですが
その茶器の展示物の説明文で「寂(さ)びを表現している」という一文がなんだかとても気にかかりました。
そして
日本の文化は侘び寂びの文化というけれど
侘び寂びとは何か?ということを説明できない自分に気が付きました。
そこで調べてみました
侘び寂びとは何ぞや!!
< 答え >
侘びとは・・・
慎ましく、質素なものにこそ趣があると感じる心のこと
寂びとは・・・
時間の経過によって表れる美しさのこと
改めて、昔の日本人の感性の独創性と細やかさに驚かされます。
ついつい無意識に近いレベルで
新しいもの、色鮮やかなもの、豪華なもの、シンメトリーなものだけを
美としていた自分。
それが悪いわけではありませんが
そういう考え方もあるんだ!という驚きを感じました。
大げさにいうと私の美意識に革命が起きました。笑
本当は美意識というものは
100人いたら100通りあってもいいくらい
自由な感性のはずなのに
なぜだかモラルのようにみんなと同じでないといけないような
感覚を無意識レベルで持っていた自分にも気が付きました。
質素な美しさや
古い美しさ
これからの京都生活の中でたくさん見つけていきたいと思います。
みなさんは
どんな美意識をお持ちですか?