yogaの中で生きる ingA

新米ヨガインストラクターが日々想うこと。

冬ケアのススメ

日に日に気温が下がり、いよいよ本格的に冬がやってきましたね。

そして師匠も走るという師走も目前。この時期はアレやこれやで何かと忙しくなりがちですよね。みなさま、体調はいかがでしょうか。

 

やることが多く体に無理をさせがちな年末年始。来たる新年を晴れやかにスタートさせるためにも、体のコンディションはしっかり整えておきたいものですね。

 

今日はそんな冬にオススメな体ケアをご紹介です。

 

体温を上げて免疫力をあげるのに手軽な方法、足湯です!

 

私は普段足湯には好きなアロマオイルや粗塩を入れることが多いのですが、今回は冬本番⛄️ということで花椒を入れてみました。

 

花椒とは、中華料理の麻婆豆腐などによく使われているスパイスです。大きめのスーパーなどでホールで売られています。



それを煮出して足湯に入れても良いし、そのまま40度くらいの足湯のお湯に一掴みいれるだけでも👌

この花椒漢方薬にもなっているだけあって体の冷えを取る効果がとっても高いそうですよ。まさに今の時期にぴったり。✨

お肌が敏感な方だと少しピリリとした感覚があるかも知れませんので試される時は様子を見ながら量は調節しながらやってみてくださいね。

 

私の場合、花椒入り足湯を15分もしていると足にほんのり赤みが出て足湯後もわずかにジンジンするようなポカポカした感覚があります。

この効果の出方は個人の体質にもよるので、ご自身の「心地いい」を頼りに足湯の時間は短くしたり長めにしたり調整してください。

 

体温を上げ気を巡らせて、さっぱり快活な毎日をみなさまが過ごせますように。🍀

個の集合体

少し前に水族館へ行ってきました。

 個性豊かで色んな形や生態の魚たちが、キレイな水槽でゆったりとのびのびと泳ぐ姿を見ているとなんだか優雅な気持ちになります。

 

大迫力の大水槽の前で、一斉に小さな魚の群れがこちらに向かって泳いでくる様子は圧巻でした。なんだか鳥肌が立つような何とも言葉に表しがたい感動です。

 

それぞれに別の生命体なのだけど

泳ぎ方に統制が取れていて、まるで大きな一つの生き物のよう。

 

その様子を眺めているとインドの哲学書バガヴァットギーターのある一場面を思い出しました。

 

それは11章のヴィシュヴァルーパー(宇宙相)が現れる場面。

 

バガヴァットギーターの11章はどんな話なのかというと(自己解釈含みます。)、主人公のアルジュナは友人のクリシュナに

「神様ってすごいらしいね。その姿を見てみたいな」とお願いをし「じゃあ見せてあげるよ」と友人クリシュナはその姿をみるみる変えて神様(宇宙相)ヴィシュヴァルーパーの姿になります。

その姿とは、巨大で多くの口と眼と腕とを持ち、豪華な装飾をつけ、たくさんの神聖な武器をふりかざして、あらゆる方角に顔を向け、1000個の太陽がいっせいに光っているような輝く姿。

最初にこの場面の話を読んだ時私は、「わぁ、めっちゃバケモノ。こわ!😱」と思いましたがこれは世界中の生き物の姿だとする解釈もあることを聞いてなるほど。と納得したら恐怖感は感じなくなりました。

 

全ての個の生き物の集合体がヴィシュヴァルーパーなんだ。

 

キラキラと小さな鱗に光を反射しながらこちらへ真っ直ぐ泳いでくる小魚の群れを見ながらそんな話を思い出しました。

 

 

これはどなたかに教わったり本で学んだわけではないのですが、密かに私は千手観音さまも実はヴィシュヴァルーパーなのではないかと

お寺で千手観音さんに出会うたびに思っています。🤨

そういう説も私が知らないだけで既に唱えている方もいらっしゃいそう。特徴がよく似ている。やっぱりインド哲学って複雑でインパクトがあって面白いなぁ。

 

注釈:この文章は何かの宗教を勧めたり貶すために作成したものではありません。

一日にテーマを持つ

まだまだ暑さが続きますね。

毎朝携帯へ送られてくる熱中症注意報のお知らせにもいつものことだと慣れてしまっている自分がいます。

一見、まだ夏が続いているように感じますが、実は着実に日の出の時間は遅く、

そして日没の時間は少しずつ早まっていて、それに合わせて朝晩の気温も少しずつ下がってきています。

そして空気も乾燥しがちに。夏と同じに見えて実は夏とは違う今の暑さ。

” 今 ”に合わせた体調管理、とくにこの時期喉の乾燥には気を付けて生活をしていきたいなと思っています。

 

さて今日は、ここ数年続けている私の習慣について。

 

この習慣をはじめるきっかけは

4、5年くらい前に当時お世話になっていた美容師さんに教えていただいた

「マイおみくじ」からでした。

 

みなさんは、毎日心がけたいけどなかなかできないことってありませんか?

 

例えば

「間食をしない」とか「運動をする」とか「掃除をする」とか「体のケアをする」など。

忙しい毎日だとあれやこれやとやることが、あってあれもこれもはなかなか出来ないですよね。それなら1つに絞って徹底的にやってみよう!というのがマイおみくじ習慣です。

やり方は簡単で、できれば毎日やりたいけどなかなか出来ないことを紙に書いて折り畳んで箱に入れクジを作ります。あとは毎朝その中から1個だけ選び書かれている内容を

「今日一日だけは絶対にこれをやる!」と決めて1日を過ごすのです。

なかなか達成できない日もありますがそこは自分を責めずにゲーム感覚でやるのがおススメです。

毎日はなかなか出来なくても1日1つだけなら心掛け一つで出来たりするので、不思議です。たった1日だけ達成出来たとしてもささいなことかも知れません。でもその1日1日の毎日が人生や生き方という大きなものを作ると思っています。

 

最初はおみくじからはじめたこの習慣。

今は少しアレンジをして自作の日めくりカレンダー形式にしています。

 

ちなみに今日の私のテーマは「他人の短所を言わない」

ソースは空海座右の銘だったという「己の長を説くことなかれ、他人の短を言うことなかれ」から採用させてもらいました。

 

みなさんも今日にテーマを作ってみませんか?

一日だけ徹底的に心掛けるとしたら、何をテーマにしたいですか?

新しいことにチャレンジする力

早いもので明日から9月ですね。

まだまだ日中は夏真っ盛りな暑さですが

朝晩は少しずつ温度が下がりはじめ、空気にも秋の気配を感じます。

 

さて、今日は新しいことにチャレンジすることについて

みなさんは最近何か新しいことにチャレンジしていますか?

 

自分がやるべき同じことを淡々と繰り返し繰り返し続けることもとても大事なことですが

私は新しいことにチャレンジすることもとても大事だと思っています。

 

思い返せば、子供のころは新しいことにチャレンジすることの連続でしたよね。

まだ子供で経験値が少ないので日常生活のやることの殆どが初めてのことが多く、

学校でも授業で毎日何時間も知らないことを学ばせてくれる。

毎年毎年クラス替えがあり担任の先生もクラスメートも変わるし、

数年ごとに入学と卒業もあります。

人によっては部活動や習い事もあり変化だらけの毎日でした。

 

それに比べて大人になってくると多くの人が変化の少ない毎日になってきます。

まだ学生のお子さんがいる方だとお子さんの成長に伴う変化が起こりますがお子さんがいない方や子供が巣立ったあとの方は、意識をして自ら変化を起こさないと単調な毎日になりがちではないですか?

毎日ほぼ同じ時間に起きて会社へ行きほぼ同じ時間に帰ってきて

同じようなルーティンで同じような時間に眠る。

そういう生活を「規則正しい生活」と言って体に良い生活だと推奨をされますが

心にとっても「規則正しい生活」とは良い生活なのでしょうか?と気になります。

 

人には「現状維持バイアス」という機能があり

物事が好転すると分かっていても行動が出来ない心理をもっている生き物です。

予想がつかないことやリスクを伴うこと面倒なこと疲れることはあまりやりたくないですよね。

だけど、やった方がいいと思うことは

予想がつかなくてもリスクがあっても面倒でも疲れるようなことでもやった方がいいと私は思います。

ありきたりな言葉になってしまいますが、一度きりの人生で自分しか自分の人生を良くできる人はいないと思うからです。

「自分で自分の人生の舵をとる」

そう決めて周りを見渡すと

面倒だけどやった方がいいこと

リスクはあるけどやってみたいこと

などが周りにたくさんあることに気が付きます。

 

明日から新しい月、9月。

ちょっとだけ勇気を出して、今まで躊躇っていたことに何か一つでもチャレンジしてみませんか?

 

 

風とおしの良い体づくり

お盆休みも終わり、8月も残すところあと数日。

なかなか気温は下がらず残暑が厳しい毎日ですね。

夏風邪や夏バてなどで体調を崩されている方も多いようです。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

 

私はと言いますと、日中の厳しい暑さのためか?このところ夕陽をみると「夜になると涼しくなるな~」となんだかほっとする毎日を過ごしています。

 

さて今日は体について。

先日読んだ本(すみません、タイトルは失念しちゃいました💦)の植物の習性の話のところでこんなことが書いてありました。

 

「風が木を強くする」

 

木が成長する過程で必要なものは何か?を考えた時

まず思いつくのは適した土壌ですよね。

根がはりやすかったり、水はけがよかったり、栄養分だったり。

その木によって少し違いますが木が育つにはその木に合った適した土が必要です。

 

そして次に思いつくのは

水と日光 

お日様の光をあげて水をあげると植物が育つことは容易に想像がつきます。

 

あとは宇宙に植物が見当たらないことから

酸素や二酸化炭素の空気も木には必要だな~ということも思いつく。

 

でも「風」が必要だとはあまり思いつかなくないですか?

私は意外でした。

 

風は植物にとってちょっとしたストレスだそうです。

あまり強い風にあたってしまうと幹や枝が折れてしまう可能性もあるので木にとってはストレス要因。

でもそのちょっとしたストレスを受けることで

木はそれに対応しようと強くたくましく育つそうです。

 

たしかに。

以前住んでいた宮崎県は台風でもなんでもない普通の日にものすごい強風がよく吹いていて引っ越したばかりのころは驚いたものです。

何気なくつけたUVガードのシェードなんかは一日で飛んでいくほどなんですよ。いやほんとに。住んでいた地域が宮崎県の中でも有数の強風地帯だっただけなのかも知れませんが、がっちりと固定しないと屋外に飛ばされそうなものはつけられません。

 

そして宮崎県には大きな木があちらこちらにたくさんあり

我が家の庭に植えた木も不思議なほどぐんぐんよく育ちました。

特別何か手入れをしていたわけでもないのにしっかり大きくなっていく。

 

なるほど。あの強風のおかげもあったんだなぁ~。

となんだか納得です。

 

木を人間の体に例えるなら

風はきっと運動だと私は思います。

 

運動をすると

心拍数は上がるし汗は出るし疲れるし

ストレスを受けているときの症状とよく似ている。

 

運動をすることで

骨や血管が丈夫になることも木と似ていますね。

 

なかなか暑くて運動が億劫なとき

窓を開けて新鮮な風をとりこむイメージで

ちょっとだけでも運動してみると

体がぐっと軽くなることがあります。

 

適度な運動量でちょっとしたスペースで出来て

怪我をしにくいヨガはオススメですよ。

みなさんもヨガで風通しのよい体つくり

はじめてみませんか?

 

 

心のサプリ

梅雨もチラホラと明け始め、各地で夏祭りが行われ

夏らしい夏の雰囲気になってきましたね。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

先日ついに近くの図書館で読みたかった絵本

やなせたかし さんの 「やさしいライオン」

と出会いました。

 

今日はこの本について。

 

やなせたかしさんは

ちびっこの大ヒーローのアンパンマンの作者の方です。

他にも「手のひらを太陽に」などの名曲の作詞もされています。

戦争で弟さんを亡くされたり戦前戦後の日本の大混乱期を生き抜かれた方でもあります。

 

やなせさんの絵本を読むと

私は「これが心の琴線に触れるという感覚なんだな。」ということが実感ができます。

 

言葉に出来ない想いが内側から込み上げてくる感覚。

 

それを無理に言葉にしようとすると

なんだかありきたりで陳腐な表現のように思えてしまって

言葉にするのをはばかられる。

そういう想いが込み上げてくる絵本です。

 

絵本の中の絵だって言葉だって

とてもシンプル。

子供だって楽しめるくらい簡単な表現なのに

そこから生まれる感情はとても複雑で大きく心を揺さぶります。

 

この本を読むと、忙しさにかまけて最近心をうまく使えていなかったな

~と気が付きます。

私は心は体と同じで大切な道具だと思っています。

道具は適切に使ってこその道具。

心を閉ざしたり、不感症にしたりせずに

大いに喜び悲しみ絶望し感動して日々使っていきたい。

 

その大切な道具である心の栄養(サプリ)がやなせさんの絵本です。

ご興味がある方

最近心乾いてるな~という方

ぜひ読んでみてください。

 

みなさんの心のサプリは何ですか?

 

静かなるヨガ②

続き→

 

そうやって考え方が変わっていったのは

ヨガがくれた静寂の時間のおかげだと思っています。

 

外からの刺激を極力減らして、静かに自分の内側に意識を向けてみると

あれこれ忙しく考えている思考や

ちょっとしたことで浮かれては沈む自分の感情が見えてきます。

それらを否定せず深掘りもせず

「ふむふむ。そうか。そうか。」と第三者になったつもりで聞いていると(イメージとしては興奮して話す小さな孫の話を、おじいちゃんが聞いているような感じ👴)段々とその騒がしさが静かになっていきます。

そうすると訪れた静寂の中にポロリポロリと今まで気づかなかったような自分の本音が時々出てきたりするので面白いですよ。

自分の本音って忙しい毎日では分かっているようで結構見失いがちだったりします。

 

自分では誰かに怒っているつもりでも

その根っこの部分には寂しさがあり、

もっと本音の部分には自分や社会への不信感があったり

 

一見、時間のムダに見えがちなゆっくりとした動きや何もしない時間が

何よりも大切な自分のことを知る時間になるだなんて、何だか面白いギミックだなぁと感じでいます。🤭

 

あれこれこなす忙しい時間もそれはそれでとても大切だけれども

それと同じくらい

まったく忙しくない時間も大切なものなのだなと日々感じています。

 

みなさんは最近、自分の本音聞けていますか?👂✨