先日近所に素敵なお茶屋さんを偶然に発見し、緑茶を購入してみました。🍵
基本せっかちな性質の私は
せっかく良いお茶を買ってきたのに
急須に熱々のお湯をドバーと入れて、他のことをしながら放置してしまい、5分近く経ってからやっとコップにお茶を注いで口にしました。
そしたら
あれ!?
お店で試飲させてもらった味とぜんっぜん違う!!🙀
苦くて渋くて😵
薬のようだ💊
お店で頂いたお茶は甘くまろやかだったのに
まるで全くの別物。😱
そこでやっと思い出しました。💡
ああ、お茶ってお湯の温度とか抽出時間とかに決まりがあったね。。
ハーブティーや紅茶もすごく好きでよく頂くのですが
お湯の温度や抽出時間にそこまで気をつけなくても緑茶ほどは違いはないような🤔
とにかくこれはきちんとしないと
美味しい緑茶が飲めないのだなと
心を、改めて作り直します。
湯呑みに沸騰したお湯を入れて
器を温めてつつ&お湯の量を測りつつ&お湯を70〜80℃まで冷まします。(今度はきっちり温度計で測りました😆)
白い湯気が立ち昇るのを眺めながら
お湯が冷めていく時間をしばし待ちます。
急須にお茶の葉を入れて
湯呑みのお湯を急須に入れてまた1分ほど待ちます。
お茶の葉がじわじわと開いていくのをイメージして、ただただじっと待ちます。
そして湯呑みに最後の一滴まで急須を振って注いで
飲むと、、、
美味しい〜🤗✨これこれ!
お店で飲ませてもらった味です。
まろやかで甘みがあってとげとげしさが全くない☺️
淹れ方ひとつでこんなにも違うのだなと
改めて体感しました。
丁寧に作ったものはとてもマイルド😊
忙しい私たちはいつも何かを同時進行で行うことが多くないですか?
いつも頭の中はマルチタスク状態。
私はよく今行っていること+これが終わったらアレやって、ああアレもやっとこうかな。そういえば昨日の〇〇さん、あんなこと言ってたけどどういう意味だったんだろ〜
という調子で何かをしながら多くのことを無意識に考える癖がついちゃってます。
そういう時も必要だとは思うけれど
無意識で動く思考はとても脳を疲弊させています。こういう思考をDMN(デフォルトモードネットワーク)と言います。
お茶を淹れることに集中するのは
このDMNをストップさせてマインドフルネスな感覚に近いです。
美味しいお茶を淹れる
それだけのためにこれだけの手間を集中して行う
合理的な人から見ると無駄な時間に思えるかも知れませんが
一つに集中をすると「待つ」という時間が楽しめることに気がつきました。
待つ時間を楽しめない時は
何かをしながら
物事をいくつも無意識で同時に考え過ぎてしまっているのかも知れません。
思考を一時ストップし今行っていることに集中することで思考や心にゆとりが生まれます。
美味しいお茶を頂きながら
忙しい毎日の中でも待つ時間を楽しむゆとりは
持っていたいなぁと思いました。🍵