インドではヨガや瞑想の先生や師匠のことをグルという。
グル=師匠
と思っていたけれど、最近さまざまなインドの本を読んでいて
日本でいう先生とグルはちょっと意味のニュアンスが違うと思った。
日本でいう師匠や先生というのは
知らないことを教えてくれる人という印象だけど
グルの語源は
グ(闇を)ル(取り除く)
与えるのではなく
不要な闇を取り除いてくれる人がグルなのだ。
不要な闇が取り除かれ、その結果今まで見えていなかったモノが見えてくるのだとしても
それは新たな外部から与えられたものではなくて、もともとそこにあったもの。
与えよう与えようとする必要はなくて
元々持っているものをいかしていこう
このインドの思想が好きだ。
こういう教育っていいな。
欠点だらけに思えていた自分のことを
好きになれる人が増えると思う。