梅雨もチラホラと明け始め、各地で夏祭りが行われ
夏らしい夏の雰囲気になってきましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
先日ついに近くの図書館で読みたかった絵本
やなせたかし さんの 「やさしいライオン」
と出会いました。
今日はこの本について。
やなせたかしさんは
ちびっこの大ヒーローのアンパンマンの作者の方です。
他にも「手のひらを太陽に」などの名曲の作詞もされています。
戦争で弟さんを亡くされたり戦前戦後の日本の大混乱期を生き抜かれた方でもあります。
やなせさんの絵本を読むと
私は「これが心の琴線に触れるという感覚なんだな。」ということが実感ができます。
言葉に出来ない想いが内側から込み上げてくる感覚。
それを無理に言葉にしようとすると
なんだかありきたりで陳腐な表現のように思えてしまって
言葉にするのをはばかられる。
そういう想いが込み上げてくる絵本です。
絵本の中の絵だって言葉だって
とてもシンプル。
子供だって楽しめるくらい簡単な表現なのに
そこから生まれる感情はとても複雑で大きく心を揺さぶります。
この本を読むと、忙しさにかまけて最近心をうまく使えていなかったな
~と気が付きます。
私は心は体と同じで大切な道具だと思っています。
道具は適切に使ってこその道具。
心を閉ざしたり、不感症にしたりせずに
大いに喜び悲しみ絶望し感動して日々使っていきたい。
その大切な道具である心の栄養(サプリ)がやなせさんの絵本です。
ご興味がある方
最近心乾いてるな~という方
ぜひ読んでみてください。
みなさんの心のサプリは何ですか?