こんにちは😃
今日で8月も終わりで明日から9月ですね📅
早いもので2021年の年末が見え隠れ〜
|'ω')/
今日はヨガの哲学書バガヴァッドギーターのお話をします。
この哲学書の物語の
主人公はアルジュナという
とある王国の王族の弓の名手です。
エゴイスティックな王様のせいでお家騒動が起こり身内が対立してしまい、
アルジュナは王族内の従兄弟や友人や恩師と戦わなくてはいけなくなってしまいます。
アルジュナは戦うのは嫌だ。と主張します。
(そりゃそうだ。)
好きな人を傷つけたくない。戦いに勝ったとしても何も得られない。そんな戦いをするくらいなら戦わずにこのまま死んでしまっていい。と戦いを放棄します。
(気持ちわかります。)
そこで全知全能の神クリシュナが友人としてアドバイスするのですが、それがなんと簡単に言えば「つべこべ言わずに戦いなさい」なんですよ。
(えー、神様が殺生を推進するんですかー!!驚)
神の化身クリシュナが言いたいことはこうです。
アルジュナは王族のクシャトリヤ(戦士)としてこの世に生を受け、秀でた弓の才能も与えられ戦うために生まれてきた人間。それを自分がやりたくないからと戦いを放棄するのは違うのではないかい。と。
きっとこの物語は
殺生を推進しているお話ではなくて
この物語が1番伝えたいことは「人にはそれぞれ役割や課題がある。何かをやる羽目になったら自分の好き嫌いは横に置いて嫌がらずに悲しまずにただ淡々とやりなさい。」なのではないかな〜と私は解釈しています。
(けっこう厳しい友人だよね。クリシュナ。)
そのあと物語は、アルジュナの
もし〇〇ならどうなるのか?
これは〇〇ということなのか?などのパターン別の疑問に一つずつクリシュナが答える形でお話が続きます。
そして第11章❗️
(個人的にこの章大好きです。🤣)
アルジュナはクリシュナに「宇宙全体が見たい」と言います。
するとクリシュナは「分かった。君に私の全ての姿を見せよう。他にも君は君の望むものを見ることになるだろう。」と何やら意味深な言葉とともに
宇宙全体とやらを見せてくれたのですが。。。。
それがめっちゃ恐い映像だったみたいで❗️😱笑
数えきれない口と目があり
破壊のために作られた数々の武器を手にしていて
綺麗な服と飾りで着飾ってサンダルウッドの香りを身につけたナ ニ モ ノ かの姿を見た
アルジュナは恐怖でガクブルになったと書かれています。
(こわーーーー!😱笑😱!)
とてもインパクトが強い章ですよね〜。
そしてそのあと物語は
この世界を分解していくと
どういうもので構成されているのか?というのを細かく説明して
最終的に目指すところは"自由"だよ。という締めくくりでお話は終わります。
読むたびに色々と考えさせられるとても読み応えのある本です。
私が読んでいる解説本は
向井田みお さんの
『やさしく学ぶYOGA哲学バガヴァッドギーター』という本です。
解説が読みやすくてとてもオススメです。ご興味がある方は読まれてみてくださいね😊
ヨガの哲学書のご紹介でした。