yogaの中で生きる ingA

新米ヨガインストラクターが日々想うこと。

沖田総司と戦士アルジュナ

こんにちは!

2月になりましたね。

みなさんどんな毎日をお過ごしでしょうか?

 

私の方は

今後はヨガとあまり関係のない日常雑多な内容なども載せて

もう少しこのブログの更新頻度を無理のない範囲で上げていきたいと思っています。

 

さて早速

 

今日は最近読んでいる小説のお話です。

 

普段からよく本は読む方ですが

小説というジャンルはあまり読みません。

嫌いなわけではないのですがなんとなくいつもあまり選ばない。

今まで読んだことのある小説の数もとても少ないです。

 

そんな私が何を思ったか突然

歴史小説が読みたい!」と思い立ち

司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」を読み始めました。

 

とても有名な本なのでご存じの方も多いとは思いますが

知らない方のために少しだけ説明をすると

 

舞台は幕末期

新選組の副長 土方歳三が主人公の小説です。

今日の味方が明日の敵というような激動の時代背景の中で

一人の繊細で頑固

まるで「鉄」のような男性の生涯をとても美しく

そしてとてもリアルに描かれています。

 

 

最初は寝る前にゆったりと小説でも読もうと思って読み始めたのですが

実際に読み始めてみてびっくり!!

 

戦闘シーンの臨場感が半端なく

読んでいるだけで生死をかけた戦いの緊張感が伝わります。

 

胸はどきどき

手に汗にぎり

体はこわばり

交感神経MAX!!

 

さらには続きが気になり、ついつい夜更かしをしてしまう始末です。

 

新選組がどんな活動をしたかということは

日本史の授業である程度は学び知ってはいましたが

 

実際に一人の人物の視点でそれぞれの出来事を追っていくと

各登場人物の心情などにとても惹き込まれます。

 

特にこの本の中の沖田総司

ヨガの経典バガヴァッド・ギーターの戦士アルジュナを想起します。

 

憎くもない相手や

時にはお世話になった相手までも

殺さなくてはいけない境遇が重なります。

 

他の隊士のように何かを強く望んで生きていたわけではなく

ただ自らの境遇を受け入れ、軽やかに生きて

最後は死を受け入れ死んでいく

 

その生きざまがとても哲学的です。

 

ご興味がある方は読んでみられてくださいね。

 

あなたは

自分の置かれた境遇を受け入れられていますか?

想いに囚われ自ら心を重くしていませんか?

 

そんな問いかけをされているようです。