おはようございます。
今日はヨガ哲学のお話です。
みなさんは四無量心という言葉をご存知ですか?
仏教でよく紹介される言葉のようですが私にはあまり馴染みがなく、ヨガ哲学の勉強でヨーガスートラを学ぶまで知りませんでした。
今日は最近学びたてホヤホヤの、この言葉を自分なりの解釈も交えてご紹介したいと思います。
四無量心とは
物事の真実を見定めるために必要な心のあり方
のことです。
ヨーガスートラは私たちの苦しみは物事の真実を見誤って捉えてしまうところから生じると考えていて、正しく見るにはコツがあるよ!と言っています。
そのコツが
①慈
②悲
③喜
④捨
の4つ。
意味は
①やさしさ
親が子を想うように、全ての人を自分の友達のように、慈愛を持って接すること
②慈悲
人の悲しみを自分の悲しみのように捉えて一緒に悲しむこと
③ゆとり
人の喜びを嫉妬せずに一緒に喜ぶこと
④冷静さ
他人の意見や余計なものに惑わされず自分にとって大切なもの以外は捨てること
小学校の道徳の授業などで習いそうなくらい基本的な教えですが
みなさん今これ出来ていますか?
ここ最近の日々の生活を改めて振り返ってみると
なんだかドキリとしますよね。
私たちの心というものは放っておくと、
他人に無関心になり、人の悲しみに鈍感になり、人と自分を比べては損得で判断し、いちいち嫉妬をし、自分にとって何が大事なのかがすぐに分からなくなりやすいもののようです。
時々、
今の自分の心の在り方の見直しをする大人の道徳の時間を日々の中に作ってみるのもいいと思います。
見ず知らずの他人にも
友達や親子のように慈愛の心を持てる人に私もなりたい。😃
そんな人がたくさんいる世界は暖かく楽しそうだなぁと思いました。🌸