ヨガ哲学では人間はグナという性質を持っていると言われています。
このグナにはサットヴァ、ラジャス、タマスの3つがありそれぞれ下記の意味を持っています。
💡サットヴァ…純質
純粋、至福、聡明、知的さ、賢明さ、落ち着き
喜び、献身
※仏教の菩薩は菩提薩埵(ぼだいさった)の略でこの薩埵はサットヴァのことだそうです。
💡ラジャス…激質
野心、活動、怒り、不正直
💡タマス…鈍質
無関心、怠惰、不安、無知、悲しみ
インド哲学では
この性質は人間は3つともみんな持っていて上から順に良い性質だと言います。
このことを学んで
サットヴァが1番良い状態なのは分かるけど
「無関心」より「怒り」の方が良い状態というのは私にとってはとっても意外でした。😲
引き寄せの法則などでは良くない感情を持つくらいなら無になった方が良いと教える本もたくさんありますから。
でも
インド哲学では何もしないよりやり過ぎてる方がまだいいという考えです。📚
この3つのグナはその時々で
いつもどれかが優位になり、どれかが劣位になっています。
本当はいつもサットヴァ100%が理想なのですが、人間である限り100%というのは無理なようです。😭菩薩にはなれない😭😭
私たち人間が目指すのはサットヴァが他の2つよりいつも優位である状態🕊
じゃあ肝心のどうやってサットヴァを優位にするのか❓というところですが、、、
・呼吸や瞑想で心静かな時間を作る
・作りたての新鮮なものを食べる
・自然の中に身を置く
・五感が喜ぶことをする
・学ぶ
という行動が良いようですね。😊
あなたは今どのグナが優位な状態ですか❓
「私は今幸せだ」と思える状態ならサットヴァ
「何かを切望している」状態ならラジャス
「何もしたくない」状態ならタマスです。
輪廻転生を信じるインド哲学では
まさに自分が死ぬその瞬間に
自分がどの状態であったかで、来世が決まると言われています。
サットヴァ優位で死んだら
来世は苦しみのない世界へ
ラジャス優位で死んだら
喜びと苦しみが半々の人間の世界へ
タマス優位で死んだら
正誤の判断のつかない人間以外の生き物として生まれ変わる
そんな不思議なお話でした。✨
みなさん今日も
サトヴィックな休日をお過ごしください〜😌💖いつも読んでくれてありがとうございます🙏