お花屋さんでみかけて思わず購入した
真っ赤なポインセチア。
枯れないように育ててあげたい!と育て方を調べてみてびっくり。
実は寒さにとても弱く
10℃以下の環境はNGで
(クリスマスのイメージから寒さには強い植物だと思っていた。)
原産国は勝手にヨーロッパあたりだと思ってたけど
実はメキシコなどの中南米
(そりゃあ寒さには弱いよねー。)
言われてみれば葉がコーヒーの木にちょっと似てる。
赤い部分は花ではなく葉の変形
(本物の花は赤いところの真ん中のこの小さいの。)
(花ちっさ!!)
そして葉を赤くするには2〜3ヶ月も前から
短日処理といって1日の半分は段ボールなどを被せて、太陽の光や電気の灯りを全く当てないようにするのだそう。
自然と赤くなるものだと思ってました。
そんなに手間暇かけて育てられた植物だったのですね。ポインセチア。
ハイビスカスとか🌺トマトとか🍅
実や花が赤いものは
太陽の光をいっぱいに浴びて赤くなるイメージだったのに、
逆に光に当てないことで色がつくなんて。
またまたポインセチアの意外性にびっくり。
植物って調べてみると
ほんとにどれも個性豊かでユニークだなぁとつくづく思う。
言葉は話せないし、私たち動物のように自分で動くこともできないけど
ちゃんと生きよう、子孫を残そう、とたくさん工夫してるんだね。
半日は太陽の光をいっぱい浴びて
半日は暗闇で静かに過ごす
陰陽のバランスみたいだなと思う。
「今日はアレをした、コレもした。」と
ついつい活動することばかりに目がいきがちだけど
活動と同じだけ
静かに休む時間をとることで
バランスがとれて美しい色になる。
ポインセチアの目が覚めるような真っ赤な色を眺めていると
何事も偏らずにバランスをとること。
休むことの大切さを教えてくれているように思う。
ちなみに
寒さにはめっぽう弱いポインセチアが、なぜクリスマスのお花になったのかというと諸説あるようで
赤と緑がクリスマスっぽいだけでなく
花や苞(ほう)の形がベツレヘムの星を連想させることや、「聖夜」という花言葉を持つことも要因みたいです。
ベツレヘムの星とはクリスマスツリーのてっぺんのあのギザギザの星⭐️
イエス・キリストが生まれたときにベツレヘムという地の東の空に珍しい星が出たそうで、その星をベツレヘムの星というそうです。
星ならもっと白や黄色の星っぽい植物が他にもありそうだけどなー、、と思わなくもないけれど😅
神秘的なお話ですよね。🎄
例年この時期になると頻繁に見かけるので
身近なお花のように思っていたポインセチア
調べてみると知らないことがたくさんの神秘の植物でした。