突然ですが、みなさんストレスはありますか?
日々暮らしていると、
苦手なことや嫌なこともする必要があり、それがうまくいかないとストレスを感じる場面も多々ありますよね。
体調を崩し病院へ行っても、原因がよく分からないものは「ストレスが原因です。」と言われてしまうことも多く、「ストレス=悪」の認識が一般的には強いかなぁと思います。
ところが、先日このストレスに対する認識を大きく変えてくれるような面白い本を見つけたので今日はその本のご紹介です。
その本とはこれ
「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」です。
この本ではストレスには良いストレスと悪いストレスがあり、あまりにも過度なストレス(例えば住む家がなくなるとか、瀕死になるくらいの暴力を継続的に受けるなど)はとても体に悪いけれど
多少のストレスは実はとても有益だと紹介されています。
私たちがストレスを感じた時に出るホルモン(コルチゾールやアドレナリンなど)がたくさん出ている人はそうでない人に比べて
PTSD(心的外傷後ストレス障害)になりにくかったり、心臓外科手術の回復が早いなどの傾向があるそうです。
またテスト前で緊張している学生に
「落ち着こう」「気を紛らわせよう」とするのではなく「ストレスが良い影響を与える」「不安ではなくワクワクしている」「このドキドキは心臓が準備をしてくれている」などとストレスを否定せず前向きに受け入れるようにしてもらったところ、
その後のテストの点数がそうしなかったグループと比べて良かったなどの実験結果が出たそうです。
人の体って不思議ですよね。
体は心と繋がっています。
プラシーボ効果というように
「薬だよー。」と言われてラムネ菓子を食べると不思議と薬を飲んだ時のような変化が体には起こります。
心が思ったとおりに、無意識に体は合わせにいくんですよね。
現代の社会生活をおくるうえでは人との関わりは必須だし、日常のストレスをゼロにすることは難しいです。
それならば心の感度を落として無感動になってしまえば
ストレスを感じずに済む!と思われるかも知れませんが、
(もしくは無意識にそうしてストレスを感じないように自衛されているかもですが)
そうなると
感じるストレスの軽減と引き換えに、とってもとっても大切な行動に対する「やり甲斐」や「意欲」をも失ってしまうおそれがあります。
ならば!
ストレス自体を自分にとって良いものだと思い込んでしまう!という方法があります。
毎日ストレスを感じて苦しんでおられる方、
もしこの本にご興味があり読書がお好きなら、ぜひ読んでみられてください。
きっとそのストレスが、あなたの力を引き出す力になってくれますよ。😊✨
今日も良い一日を🍀✨